株式会社アービング 山口県内にハードオフ・オフハウス・ブックオフ・ホビーオフを展開しています

株式会社 アービング 営業主任
本弘 主任(38歳) 防府市出身


















本部と店舗の橋渡し役

 営業主任という役職をさせてもらっています。株式会社 アービングには現在23の店舗があり、その店舗に対して、各店舗責任者の要望を聞くこと、さらに本部の要望を伝えることが私の主な役割です。また、買取り・販売という業態なので、どうしても店舗ごとで商品の偏りが発生してしまいます。その「偏り」を店舗間の「商品移動」という形で微調整することも大事な仕事のつです。
 私の日の仕事な流れは日によって大きく変わります。基本的には、什器の手配やレイアウトや、スタッフが足りない店舗の応援など、店舗の営業現場のサポートといった業務がメインとなります。弊社は、島根県や広島県にも店舗を持っているので、月に1週間程度、泊りがけで県外に出張することもあります。

とにかく人と接する仕事がしたかった

 21歳のとき、人と接する仕事がしたいと思って、そのときちょうど募集していた、家電量販店のダイイチ(現在のエディオン)の求人に応募しました。まだ、アービングがハードオフ、ブックオフのフランチャイズとして、事業を始める前の話です。私は防府市出身なのですが、防府には工場など製造業の仕事が圧倒的に多くて、接客業が少ないので就職先の勤務地の範囲を山口市にまで広げて、人と関われる仕事を探しました。数多くの会社の中でも、アービングに応募した理由は、家電量販店には何でも商品があって楽しそうだなと(笑)。当時は、何の知識もありませんでしたが、知らないものだったからこそ、逆に、もの凄く興味が湧いてきたのを憶えています。そう考えると、昔から好奇心は強かった方かもしれませんね。

手探り状態のままの船出

 家電量販店で働き始めて2年がたった頃、当時は知名度も何もなかった「ハードオフ」へ業態転換するという話を繁光社長から聞き、「いったい社長は何を始めるつもりなのだろう?」と思いました。まさに手探り状態での船出でしたね。その頃は、自分自身も「中古品」というと、あまり良いイメージを持っていなくて、そんな中古品を買う人が世の中に本当にいるのだろうかという感覚でした。実際に、買取り品の汚れやキズを直してキレイにしているうちに、これなら売れる、これならお客様も買ってくださる、と思えるようになっていきました。ただ、このようなリユース業に対する認識は世間一般の人々にはなくて、皆さんまだまだ使えるものを捨てているなと感じています。そもそも不用品を売るという発想自体がまだないのかもしれません。
 
たとえば、親が亡くなったときに、昔のオーディオが遺品として残ることがあると思うのですけれど、オーディオの世界では「名品」と言われる商品も紛れていることもよくありますからね。だいたい遺品の整理は、奥様がすることが多いですから、大昔のオーディオにそんなに価値があるというイメージが湧かなくて、ゴミに見えちゃうのかもしれませんね。

管理職として大切にしていること

 この役職になって大切にしていることは、「謙虚さ」と「人の話をよく聞く」こと。長いこと「ハードオフ」の店長を経験して、さらに「オフハウス」の店長も経験しているので、その中で、自分の考えを押し付けているばかりでは、スタッフから相談さえしてもらえないと気付きました。だから、人の上に立つ役職になっても、謙虚さと人の話をよく聞くことは大切にし続けていこうと思っています。
 昔の私は、自分のお店を良くしよう、ナンバーワンになろうという意識がとても強かったのですが、それでは周りが見えなくなって、他店舗の成功事例などを素直に聞くことができなかった経験があります。いまでは客観的な立場で、多くの店舗を見る機会があるので、今までは気付くことができなかった良い点にも気付くことができるようにもなりました。それが、この役職になってからの大きな収穫ですね。

アービングは「人を大切にする会社」

 株式会社アービングは、ひと言で言えば、「人を大切にする会社」です!繁光社長やMDが良く話を聞いてくださるので、「自分もそんな風にならなくては!」と気付かせてくれます。経営トップ自らがそういう意識・姿勢なので、アービングという会社はいち店舗の現場レベルにも従業員がお互いを気遣うという社風が根付いているのかもしれません。社長やMDが「駄目」とか「無理」とか頭ごなしに言わずに、社員の立場で相談に乗ってくれて、ダメな時は納得いく説明をしてくれるので、スタッフも成長するし、何より働きやすいですね。

繁光社長は私の「お手本」

 私から言うのは失礼かもしれませんが、「格好いい人」です。何より、その時その時の判断力が素晴らしい。社長自身の見た目も、私が入社した時から、変わらずダンディでカッコイイですし、私にとって見習うべき「お手本」、「格好いい大人」だと思います。私が入社した17年前より若返っているのではないでしょうか?
 全体会議や店舗会議での従業員への分かりやすいメッセージ、リーダーシップは圧巻のひと言です。でも、誤解しないでください。決してワンマンな社長ではありません。日頃から繰り返し「職場の環境づくり」と言われるだけあって、従業員の話を分け隔てなく聞いて現場の意見を尊重しようとしてくださいます。

仕事のやり甲斐

 私の仕事は、店舗の「縁の下の力持ち」というか、現場のスタッフ達が考えているアイディアをどうすれば実現できるかと手伝うことだったりします。彼らのその取り組みが実って、お客様からお褒めの言葉や喜びの声を頂いたときは、本当に嬉しく感じます。
 逆に、この仕事に関して「つらいな」とか「嫌だな」と思うことは基本ないのですが、昔は苦手なこともありました。それはクレームを出してしまったときです。自分の対応の不手際などで、お客様を怒らせてしまったときは、人知れず自己嫌悪に陥ったりすることもありました。いまは店舗から店舗へ現場を見て回る立場になったので、若い頃に勤務していた店舗にふと立ち寄ったときにお店の常連のお客様に見付けていただいて、「懐かしいね、戻っておいでよ。」と声をかけてもらうこともあって、すごく嬉しいですね。
 
仕事上の目標としては、この役職になってまだ日が浅いので、もっと仕事の精度を高めていきたいなと考えています。まずは身近にいるお手本、MDのようなマネージメント能力を身に付けていきたいです。

スタッフ同士のチームワーク

 店舗ごとにそれぞれの店長がリーダーシップを取って、目標に向かって頑張っているので、店舗ごとのチームワークは凄く良いと思いますよ。また、競合店と比べて、ウチは優しいスタッフが多いのではないかと思います。人間力のあるスタッフが多いというか、気遣いのできるスタッフばかりで誇らしいです。なぜそう思うかというと、多店舗を見て回ったときに、一般的には、目の前の作業に追われて、一番大事なはずのお客様に関心が向けられていない店舗って意外と多いですよね。そこへいくと、ウチのスタッフはお客様に対してしっかり気配りができるスタッフばかりですから。

職場の環境づくりには、こちら側の配慮も大切

 アービングは小さいお子さんのいる方にも働きやすい職場だと思います。たとえば、勤務時間が過ぎても残って働いているパートさんがいれば、こちら側からも「お子さんが家で待っていますよ♪」とひと声かけて、スタッフが時間通りに退社できるようにしてあげないと、もしかしたらスタッフ側からは帰りにくい状況があってはいけないので、そうならないように気を使っています。

休日の過ごし方

 結婚する前はスノボに行ったり、パチンコもしていましたが、結婚して子供が生まれてからは、子供と過ごすことが多いです。私には人の子供がいて、一番上が12歳の男の子、次が10歳の女の子、一番下に歳の女の子ですね。いまは、長男がテニスを本格的に頑張っているので、彼の練習相手になってあげています。実は、私自身も学生時代にテニスをやっていたので、まだギリギリ彼の相手ができますね(笑)。

新しい方へのメッセージ

 われわれのリユース業界で働く場合でも、何かの経験が役に立つことや、特技があった方が良いと思いますが、実際問題として、特別な知識がなくてもやっていける仕事だと思います。私自身も何も持っていなかったけれど、逆に未経験で知らないことだらけだったので、人に教えてもらうことが楽しく感じることができました。人に関わる仕事がしたいと考えている人なら、この仕事はすごく面白いと思いますよ。
 
また、弊社には、正社員登用制度があります。自己申告制になっているので、パートの方はぜひ活用してほしいですね。本気でこの仕事を極めていきたい人で、本人にその気があるのなら、本部としてもそのつもり(正社員採用を視野に入れて)で育成していきますから。